うちのエルサはアスペルガー

我が家のエルサ(長女10才、アスペルガー)の日々と私がアスペルガーや発達障害について学んだことなどを綴ります。

うちのエルサのサポートシート

皆さんこんにちわ。
昨日アップした記事、たくさんの反響いただきました。

uchinoelsa.hatenablog.com

 ありがとうございました!こんなブログを書いたあとなのに、うっかりイラっとして論理でやり込めようとしてしまい、ダメだなぁと思った次第です。


そして急にやる気が出ると、連投したりするところが、私もADHD的だなと思うのですが(笑)少し前に(いや、もう1年も前か!)サポートブックのご紹介をしました。 

uchinoelsa.hatenablog.com

 これ、わが家では備忘録的に使っていて、二穴ファイルなので、療育センターでもらったプリントとかも穴を開けてファイル出来るし、書くところも多いので細かく網羅出来るので重宝しています。
ただ、なんせブック形式なので、他の人(たとえば担任の先生とか)に見せるのは、少し大変なんです。全部に目を通すのは大変ですし、あと学校が記入する個別の教育計画みたいなページがあるのですが、支援級ではなく普通級の場合あまり使わないのではないか、と思われる部分もあります。
なので、私がいつも色々と参考にさせていただいているnanaioさんのブログのこの記事を見てオリジナルサポートシートを作りました。
(参考にしたサイトは全てnanaioさんのこちらの記事に網羅されています!!)

nanaio.hatenablog.com


個人面談や家庭訪問って時間が短くて毎回導入の説明だけで終わってしまうので、入園や入学、クラス替え等で先生に渡すことを想定しました。エルサの場合は学童で全ての先生にシェアしてもらって把握してもらうために作りました。もちろん担任の先生にもお渡ししてあります。A41枚で伝えられるようにまとめてみました。サポートシートを作ろうと思われている方の参考になれば幸いです。

※ここに書いてある障害の症状等はエルサの場合であり、全てのその障害の方に共通するものではありません。またブログで公開するにあたり多少改変してあります。お薬の情報や、家庭状況のことなど含まれていないこともあります。(うちの場合は家庭状況調査票に記入済なので)

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PDFファイルのダウンロードはこちらから

あると嬉しい配慮について。
エルサの場合は学童の先生に対して、という想定で書いてあります。他にもたくさんあるのですが(笑)エルサにとってパニックに繋がる3大要因に絞りました。先生にお願いする対応を考えるにあたっては、もちろん家庭での対応も考える必要があると思います。
エルサへの対応についてはペアレントトレーニングを基礎にしたと以前書きましたが、ペアレントトレーニングはABA(Applied Behavior Analysis:応用行動分析)という療育法が元になっていると思われます。応用行動分析についても色々と本を読みましたが、すごく分かりやすく読みやすかった本をご紹介。

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

 

 すこし前に発達障害の父母達が絶賛しているのを見て読みました。「魔法の」と書いてあるので、魔法の呪文を唱えたらわが子の発達障害による困り事がみるみる解決するのでは?と思われる方には向きません。結局のところ、すぐに結果が出るようなものでも無いのだと思います。ただ、わが子の癇癪や、子どもとの関わりに困難を抱えていたり、いっつも怒鳴ってばかりになってしまう…という方にはおすすめです。(内容的に就学前の子のほうがより良いかなと思います)
とはいえ、わが家でもここに書いてあることが全部やれているわけではありませんし、癇癪がひどく診断もついていない(私も精神的に参っていた)頃にこれだけ読んでも「こんなキレイごとばっかり言って!」と思ってしまったかもしれません。発達障害と一口に言っても、色々ですし、子ども毎にも特性が違いますから、このやり方が効かないこともあると思いますが、手元に置いて使えそうなところだけつまみ食いする感じの使い方が良いのではないかなと思いました。